平成28年度自主防災訓練実施の報告

実施日:平成28年8月28日(日曜日)午前9:00より、場所:篠原区公民館広場にて。

台風の余波による天候が心配されましたが、雨にならず避難訓練、防災訓練は無事に終える事が出来ました。

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今回の自主防災訓練の参加者は74名(消防団員7名含む)+子供達数名となりました。
登録された区民177名に対して参加者率42%です。
男性、女性の参加比率は女性の方が高いです。毎日の生活基盤に密接に係っている女性の危機意識が高いのかもしれません。
近年、テレビでも頻繁に防災対策に関する情報番組が放映されています。

今回の避難訓練での特徴は3,4,5組の参加者が少ない事でした。
その要因は避難場所として指定された篠原区公民館までの距離が遠いと言う事です。
このことは今後、高齢者、身体の弱い人、歩行の困難な人等にとって大きな問題として提起されました。

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防災訓練は最初にゴミステーションに置いてある砂を使って参加者に土嚢袋を作る作業をして頂きました。
反省点として土嚢袋製作もしっかりした識者の指導が必要で有ると認識いたしました。
しかし皆様の協力で60個位出来ました。予想以上の重労働でした。
今後、土嚢袋を必要される場所に利用されればと計画いたします。

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そして最後の訓練は第9分団消防団員の指導の下で消火栓の消火ホースを使った消火訓練です。
3人1組での放水作業への手順の流れを覚えるのは難しいですが、現実となった時への心の準備は出来やすくなれると思います。
今回も消防団員の皆様の労を惜しまぬ御協力に感謝いたします。

平成28年度の篠原区自主防災訓練は皆様の積極的な参加により2時間ほどで無事終了いたしました。
近年、地震、土砂災害等、自然災害の発生率は非常に高くなって来ています。
小淵沢地区も含まれる「糸魚川―静岡構造線断層帯」の震度6弱以上の地震が30年以内に発生する確率が上昇したと政府の地震調査員会は報告しています。
この状況に対して、どの様に自分自身の身を守るか、毎日の生活の中で常に防災意識を持ち、心の準備と共に環境整備も必要不可欠かと思います。
平成28年8月29日 防災担当笹沼郁夫


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