平成29年9月18日(月)
篠原開拓祭と敬老の集いが行われました。
台風に襲来で開催が危ぶまれましたが、台風一過の青空のもと、無事行うことができました。
朝8時半には役員、婦人部が集合。
会場の設営や昼食の準備に大童。みなさんをお迎えする用意をしました。
10時、篠原神社での祭礼が始まりました。
今年から宮司は宮沢さんに変わりました。
祭礼は滞りなく進行、篠原の各部代表の玉串奉奠もすみ、神社の祭礼は終了しました。
今年は子供神輿に少々変化がありました。
年々少子化が進み神輿の担ぎ手が減ってます。
子供神輿と言っても小学校の低学年の子供達には大きな負担。
そこで台車に乗せて移動しては・・・とのアイデアが出されました。
区の予算での購入も検討されましたが、総会での承認はなりませんでした。
そこで子供達の苦労を見かねて寄付を申し出る方がいらっしゃいました。
2組の上原祥子さんの寄贈により立派な台車が出来上がりました。
制作は3組の大原幸夫さんに依頼しました。
宮司さんのお祓いを受け、神輿は区内に繰り出しました。
立派なゴムタイヤの付いた台車は、山車の要領で引きます。
子供でも平地なら楽に引けます。
子供達もダンジリのように台車に乗って大喜び。
わっしょいわっしょい、今井さんの音頭に合わせて元気よく進んで行きました。
神輿は小海線の踏切を越え中通りを西へ、ラングラーランチの交差点でUターン。
公民館へ戻ります。
子供達が区内を練り歩いている頃、敬老の集いが始まりました。
11時30分、招待した区民が公民館に揃いました。
篠原区内の75歳以上のお年寄りの区民は85名。
敬老の集いには33名が出席されました。
最初に記念撮影。
満面の笑みを浮かべながらカメラに収まりました。
記念写真は後日出席者に届けられます。
記念撮影の後、敬老の集いが始まりました。
テーブルにはたくさんのご馳走が並べられ、区長開会宣言の後、乾杯で昼の宴が始まりました。
敬老の集いが盛り上がる中、子供達の神輿が公民館に近づいてきました。
台車をご寄贈いただいた2組の上原さん宅前で子供達が神輿を引く手を止めてご挨拶。
大きな声で感謝の言葉を伝えました。
神輿はいよいよ公民館に到着。
威勢の良い掛け声が公民館に響き渡ります。
待ち受けていた区民一同大きな拍手で出迎えました。
しばし歓談の後、開拓祭のイベントが始まりました。
最初は「テーマインタビュー 開拓時代の篠原あれこれ」と題し、篠原の歩んできた歴史のエピソードを、志村健さんの司会、インタビューで開拓直後から篠原に移り住んだ区民の方々にお伺いしました。
衣食住にまつわる生活の場面で、今の私たちでは計り知れないご苦労があったことをお聞きすることが出来ました。
牛を飼って牛乳を絞り、その牛乳缶を背負って集荷業まで運んだことや、小海線の蒸気機関車から出る火の粉でしょっちゅう沿線で火が出たこと、米はあまり取れず、麦や稗などの雑穀中心のご飯を食べていたこと・・・などなど大変だった頃の生活のお話を伺いました。
先輩たちのご苦労があって、今の篠原があります。
緑豊かな住みよい環境でのびのびと生活できる私たちは幸せ者です。
篠原を築いた先輩たちに深く御礼申し上げます。
開拓時代の貴重なお話を伺った後は、お楽しみビンゴ大会。
今年もたっぷりと賞品が用意されました。
次々と球の数字が読み上げられるたびに、あちこちで歓声とため息が聞こえてきます。
徐々にリーチの人が増えて行き、ついに「ビンゴ!」と大きな声がかかりました。
その後も「ビンゴ!」の掛け声は続いて行き、会場は熱気と興奮のルツボと化します。
大人も子供も、老いも若きも、出て来る数字に一喜一憂、楽しい時間はあっという間に過ぎて行きました。
今年も開拓祭・敬老の集いは無事終了しました。
残念だったのは例年よりも一般の区民の参加が少なかったことです。
開拓祭は区民全体のお祭りです。
来年のお祭りは公民館が潰れるほどたくさんの区民で盛況にしたいと思います。
一人でも多くの参加をお待ちしております。
開拓祭り、敬老の集いの運営にご協力いただいた、役員位一同、福祉部、婦人部、青年団、氏子の皆さんお疲れ様でした。
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