6月24日(日)10:00〜10:30 篠原分館
防災訓練の一つとして「緊急時の通報と救命救急」について訓練が実施されました。
小淵沢分署の消防隊員に来ていただき、いざという時の対処についての実技指導をお願いしました。
いつ起きるかわからない火災や事故、急病人などへの適切な対応について詳しく指導していただきました。
まず緊急時の「通報」についての訓練が行われました。
火災、事故など緊急時は119番へ通報します。
実際に119番しての通報訓練を行いました。
落ち着いて状況を伝えることが肝心です。
火災なのか、病人や怪我人で救急要請なのかをまず伝え、場所・状況など問われる内容について落ち着いて応えることが大事だと感じました。
峡北地区管内での119番への通報件数は29年度で7200件ほどあったそうです。
篠原は小淵沢分署も近く通報から約4分ほどで救急車が到着するようです。
救急車のサイレンが聞こえたら道路まで出て合図をすることでスムーズに現場まで到着できるとのアドバイスもいただきました。
続いて急病人が出た場合の救急救命措置についての講習がありました。
心肺停止の急病人を救います。
最初にやるべきことは「安全確認」です。
交通事故や地震、土砂崩れなどの状況では自分の身の安全も確保しないといけません。
次に手助けする人を探します。
「119番への通報」を依頼できる人、「AED」を持ってくる人(近所にある場合)。
意識があるか、呼吸をしているかを落ち着いて確認し、救急車が到着するまで救命措置を続けます。
「胸骨圧迫」と「人工呼吸」です。
具体的な方法を人形を使って実地訓練しました。
胸骨圧迫をしっかりやるには体力がいること、人工呼吸で思うように肺に空気を送り込めないこと、など貴重な体験をしました。
最後にAEDの使い方も訓練しました。
一見難しそうな器具ですが、スイッチを入れると手順がスピーカーとランプの点滅で指示されます。
落ち着いて指示どうりに操作することで誰でも扱えることがわかりました。
それぞれの訓練を交代で参加者全員経験することができました。
いざという時に慌てず処置できるようにするのが訓練の主たる目的です。
一回だけの訓練でなかなか身につけることはできませんが、これからも定期的に繰り返してゆくことで、いざという時に慌てず対処できるようになると思います。
今回の訓練には25名ほどの区民の参加を頂きました。
皆さん真剣に訓練に取り組んでいました。
お疲れ様でした。
Comments are closed