防災訓練が行われました

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27年8月30日篠原地区の防災訓練が行われました。
生憎の悪天候で訓練参加者の出足を心配しましたが、例年並みの参加を得る事が出来ました。

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雨天のため急遽公民館の室内での訓練となりました。
避難世帯、人数の確認後、防災訓練のプログラムに入りました。
雨のため実際に火を燃やしての消火器操作訓練と家屋山火事などを想定した放水訓練は中止しました。

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代わりに室内で出来る簡易トイレの組立訓練を行いました。
マンホール上に設置するのですが、公民館付では裏手の浄化槽のマンホールが設置場所となります。
公民館には2つ用意してありますが運用に関して男女の区別はすべきか等意見が出ましたが、特に区別は設けずに柔軟に運用と言う事になりました。

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負傷者や病人の保護に使うための担架も組み立てました。

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簡易ベッドにもなるタイプです。
実際に運用して見て幾つか注意点も出ました。
周囲のフレームが組み立て式のため、不用意に持ち上げるとフレームが外れる危険性があります。
しっかり外れない場所を持ち上げる事が必要です。

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雨で実際の消火訓練が出来ないため、消防団田中さんから使い方の注意点を説明して頂きました。
ピンの抜き方、ハンドルの抑え方、吹き出した消火剤を火元に効果的に散布する方法など、細かな注意点の説明を受ける事が出来ました。
いきなり炎の一番強い場所に噴射せずに、周囲から包み込むように消化剤を吹き付けると無駄なく効果的に火を消す事が出来るそうです。

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今回の訓練には炊出しのプラグラムが盛り込まれました。
環境委員の皆さんが炊出し作業にあたりました。

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炊出しのメニューは非常時を想定したものです。
メイン食材はアルファー米。
長期保存がきき、最悪お水さえあれば食べられる非常食です。

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今回はお湯で戻しました。

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副菜は保存食のサバ缶です。
シンプルな味噌汁も用意しました。

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今回のメニューです。
試食なので量は少ないですがどのような物か雰囲気は味わって頂けたと思います。

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簡単なメニューの炊出しでしたが有意義な訓練になりました。
お湯を沸かし、缶詰を開け、味噌汁を作る・・・単純に見えても効率よくこなす事の難しさを体験出来ました。
出来上がったメニューは非常時食として十分満足して頂いたようです。

災害はいつ起こるかわかりません。
どのような災害が押し寄せて来るかもわかりません。
災害時に慌てないためにも訓練の重要さを感じます。
訓練に参加頂いた区民の皆様、お疲れ様でした。


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