8月4日(木) 婦人部主催のイベント「エコキャンドル作り」が公民館で開催されました。
家庭から出る廃油、例えば天ぷらを揚げたあとの揚げ油などは捨て場に困るものです。
その廃油を使ってキャンドルを作ってみようというのが今回の目的です。
廃油からキャンドルを作る作業のお手伝いをいただいたのは、環境問題に積極的に取り組まれているパルシステムのスタッフの方々です。
今回は廃油ではなく賞味期限切れの植物油を原料に、キャンドルに仕上げてゆく行程を指導していただきました。
最初に用意されたのは空き瓶と芯になるタコ糸、そしてお箸?
空き瓶に好きなクレヨンの粉を入れます。
キャンドルに色をつけるのですが、ロウが原料のクレヨンを熱い油と混ぜることで、きれいに油に色をつけることができます。
クレヨンの入った空き瓶に、廃油と凝固剤(固めるテンプル)を加えて温めた油を注ぎます。
(今回はテンプル入りの油を事前に用意し、温めて置いていただきました)
ここでお箸が活躍。
クレヨンがよく溶けるよう透明になるまでかき混ぜます。
作業はほぼこれで終了。
芯になるタコ糸を油の中心に入れ、冷えて固まるまでそのまま待ちます。
固まるまでの間、スッタフの方に「エコキャンドルづくりで環境問題を考えよう」と題した紙芝居を見せていただきました。
毎日の食卓に欠かせない食用油ですが、その廃棄の仕方によっては環境に深刻なダメージを与えてしまいます。
食器についた余分な油を拭き取るなど、ちょっとした心使いが環境を守ることなど、エコについて再認識させられました。
油が固まったところで完成です。
余分な芯を切り取って、仕上げます。
瓶に入っているので風に強く、花火の点火などに使うと良いようです。
思ったよりもずっと簡単に素敵なエコキャンドルが出来上がりました。
これまではただ捨てられていた廃油ですが、このような形で再利用できることを学ぶことができました。
皆さんの家庭でも是非お試しください。
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